※本文中に誤りがありましたので訂正いたします。
×切明ダム
○渋沢ダム
関越は埼玉が意外と長い。
雨は降っていない。
関越トンネルを越えるとそこは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新潟だった。(スイマセン)
幸い雨こちら側も雨は降っていない。
塩沢石打ICで関越を降り西へ。
中津川と合流し南下、切明温泉を目指します。
途中星が出ていることに気がつき、車を止めて空を見上げると、まさに満天の星。
何年ぶりかで天の川を見ました。
切明温泉に着いたのがAM4時。
そこでビールを1本飲んで仮眠。
AM5時起床。
林道のゲートのところに行くと車が2台止まっていました。
われわれもそこに車を止めAM5時30分に出発。
『林道入り口の漁協看板』
20cm以下はリリースです。
約20kgの荷物を背負いながらも足取り軽く林道を歩く。

15分ほど歩くと林道から釣り橋に分かれる道があり、そこから「水平歩道」と呼ばれる
渋沢ダムを経由して野反湖に抜ける登山道が始まります。
『魚野川に架かるつり橋』
つり橋を渡ると、最初にして最大の難関である急登が始まる。
渋沢ダムまでの水平歩道で唯一の登りですが、これが高度にして200m。
※現在は馬の背トンネルが崩れているため、それを巻く登りがあります
最初は意気揚々で歩いていましたが数分すると、既にぜぇぜぇ。
10分もすると足が上がらなくなる。
背中の荷物が重い。
途中1回の休憩で30分かけて何とか登りきり、上りきったところにあるベンチで休憩。
(と言うよりも力尽きて動けない^^;)
全身の筋肉がぴりぴり痙攣している感じで、30分動けませんでした。
この登りを登りきってしまえばあとは、その名の通りの水平歩道。
6時30分ごろ再び歩き出し淡々と渋沢ダムを目指します。
この水平歩道はかつて渋沢ダムを建設したときにトロッコの軌道があったようです。
『中越地震で崩れたと思われる崖』かなり怖かった・・・
途中で持参したおにぎりを食べながら、8時42分に渋沢ダムに到着。
『渋沢ダム』
渋沢ダムのつり橋を渡り、さらにダム上流の渋沢つり橋を渡り入渓点を探します。
渋沢つり橋を渡ったところにある廃小屋付近から魚野川本流方向に入り込み、
いよいよ魚野川に入渓。
入渓してすぐのところにテントが張ってあり、川の流れにはビールが冷やしてありました。
見た目はたいしたことなさそうに見えますが、流れは重く水量も豊富で最初の渡渉は
スクラムでわたりました。
『魚野川本流(入渓点付近)』
気の早いわれわれは早くもここから竿を出し始めました。
途中、千沢と1:1で分岐しますが、われわれは魚野川本流をさかのぼります。
千沢出合いで第一入渓者発見。
単独行の沢屋さんです。
二言三言言葉を交わして、先に行ってもらうことにしました。
ここまでであたりはゼロ。
むむむ・・・、パラダイスではないのか!?と思いつつ遡行を続けると、なにやら前方に
光る筋が見える。
先行者の竿でした。
追いついてみると、どうやら高台で幕営しておりその付近で釣りをしていたようです。
魚野川の流れは多様で、川原あり、ゴルジュあり、滝あり。
周りは原生林の落葉樹。
木の根元にはミズが群生していました。
『魚野川本流の景色その1』
『魚野川本流の景色その2』
『魚野川本流の景色その3』
遡行の途中2箇所ほど高巻きを強いられましたが、その高巻きの怖いこと怖いこと・・・。
足場が悪く、足を滑らすと数メートル滑落し一巻の終わりと言うところも・・・。
12時ごろ、さすがに背中の荷物が肩に食い込んできます。
が行けども行けども幕営にふさわしい場所は無く、ひたすら上流へ。
16時ごろようやく幕営地を見つけ、荷物から開放されました。
幕営地の近くには深い淵がありイワナが悠々と泳いでいます。
竿を出しますが、なぜか見向きもしない。
何かを盛んに食べているのに。
結局、その日の釣果はKさんの23cm1匹のみ。
このイワナは刺身でいただきました。
キャンプ釣行をしたら絶対やってみたかったんです。
おいしかった!
その日の夜、幸いにして雨は降らず、大量に持ち込んだビールを飲みながら
焚き火を囲みました。
僕は今回もフライロッドは持参せず、テンカラ一筋できました。
きっと「未熟者よ、テンカラの聖地秋山郷はまだ早い」とイワナに思われてるん
だろうな、などと話しながら夜はふけていくのでした。
その日は、さすがに睡眠時間1時間のうえ、歩行時間10時間。
ぐっすり眠れました。
つづく
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